第28回試験(平成19年度第1回)に向けて
○平成19年4月2日
今年度の試験日程が発表されました。
まず、第1回目は8月26日です!学科試験免除の最後のチャレンジです。確実な突破目指して気合いを入れ直しました。
○平成19年5月1日
気象予報士試験模範解答と解説 平成18年度第2回 (2006)を購入しました。
申し込みながら、仕事の関係で受験できなかった平成18年第2回試験の模範解答と解説です。
実技試験の参考書を読み終えてから、解いてみようかと思ってます。実技試験の勉強は初めてなので、どれくらい解けるようになっているか、現在の実力を把握するのを目的としています。
○平成19年5月18日
試験案内書の頒布が始まりました。
試験は8月26日(日)です!がんばりましょう。あと「100」日ですよ。
申し込みは6月18日からです。
○平成19年5月30日
25日に申し込んだ受験申請書が届きました。
申し込み期間は6月18日から7月6日です。
学科試験に合格した方は、免除が受けられるので、通知書のコピーを忘れないでください。
写真も貼付しないといけないので、用意しないといけないです。
○平成19年6月22日
申し込み期間が始まりましたね!
7月6日までです。
申請書に記入して、受験料も振り込みました。(正確には振り込んでもらいました)
あとは郵送だけです。配達記録郵便ですね。(こちらも正確には、郵便局に持っていってもらいます)
○平成19年7月31日
(財)気象業務支援センターのサイトに、平成19年度第1回試験の
申し込み状況が記載されていました。
申込数は、5,528人です。
過去3番目のようです。
○平成19年8月26日(日)試験当日
ついにこの日が来ました。前回は学科試験合格が目標だったので、きちんと勉強しての
実技試験受験は初めてです。
前日から大阪入りし、南森町の東横インに宿泊しました。
26日朝8時に起床し、ホテルの無料朝食サービスでおにぎり2個とみそ汁一杯を食べ
て、部屋に帰ってから、「合格の法則」を復習し、10時にチェックアウトしました。
10時30分くらいに、「千林大宮」に到着し、商店街をうろつきましたが、会場まで
の道のりを確認してみようと、まず会場に向かうことにしました。
でも、なかなか受験票の案内図通りの建物が現れません!
すると前から歩いてくる男性二人組が話しかけてきました。違う方向に向かっていたよ
うです。「千林大宮」駅に戻りつつ、試験を受験しそうな方がいたので、総勢4人で会
場を目指しました。すると、道ばたに座り込んだおじさんが「このインターロッキング
が終わるところで右に曲がりなさい」と教えてくれました。親切なおじさんに感謝です。
会場へ向かう道は、受験回数やどんな参考書を使っているかという話題でした。
3人の方は、何度か受験されているようで、実技試験の厳しさを話してくれました。
(2回で合格を狙うなんて、浅はかだったのかなとの思いがこみ上げて来ました)
東京堂出版の「模範解答と解説」の最近のコメントの話や、出題傾向、和歌山の潮岬は
よく試験に出るので、近いと有利などの話をして会場に到着しました。
(大阪工業大のキャンパスが分かりづらかったので、迷った方もおおいのじゃないでし
ょうか・・・13時ぎりぎりに到着したあわてた様子で方もいたので、道に迷われた
のかなと心配に思いました。)
時間は、11時過ぎになっていました。
本当に、親切に話しかけていただいたので大変助かりました。
(もし、このサイトを見られたら、是非、ご連絡ください。名前もお尋ねしなかったの
が、残念です。ブログへのコメントでも結構なので!)
時間的に余裕があったので、近くのコンビニで昼食を購入し、試験会場に再び戻りまし
た。受験する教室は学科試験は免除されている方ばかりのようで、なんだか場慣れした
雰囲気が漂っていました。今後の参考で、早く着いても教室でゆっくりできることが、
分かりました。きょろきょろ周りを見ながら、ご飯を食べたり、本を読んだりしても、
なかなか時間がたたないので、まどろっこしい感じでした。早く試験が始まってほしい
気持ちの方が強かったです。
ようやく13時になり、監督官がやってきました。
ちなみに一年前に関西福祉大で受験したときと同じ監督官でした。
<実技試験1>
前回驚いてしまった一斉に天気図を破る音に、今回は参加することができました。
一枚づつやぶると2分弱ロスしてしまうようです。
切り取った用紙をクリップで整理し、問題文に移りました。
「台風」の問題でした。台風に関する注意事項や防災事項を思い出しつつ、日時や
対象となる地域をチェック。
○問1
(1)
@は台風の精度の穴埋め「FAIR」に関して。昨日チェックしておいたので、
「ほぼ正確」と解答。
Aは、「中心付近」の最大風速だな。
Bは、50ノット未満。「暴風」域でないということか。
Cは、30ノット以上。「強風」域。
Dは、GWを確認して、海上「強風」警報。
Eは、「予報円」についてだな。
Fは、予報円に入る確率は「70」%。
Gは、鞍部とは難しい表現をするな。一般風は「弱」くなりそう。
Hは、一般風が弱ければ、台風の動きも「遅」くなる。その後の表現から、確信。
(2)
衛星画像から雲域に関する問題。
ちょっと苦手な分野。ひねられるとてこづるなぁ、とおもいつつ。
@は、中心付近の下層循環?どこ?
中心付近の下降気流を指すのか、その周辺の壁雲付近か。悩む悩む。
Bを見て、Bは積乱雲を指してそうだから、もっと中心のところに決める。
とりあえず、領域は「A」を選択。雲の種類は全く自信なく「a」に。「c」に
しておくべきだったか・・・
Aは、巻雲とかを指してそう。「C」と「d」と決定。
Bは、「B」と「b」としておく。
苦手とはいえ、最近、判別できるようになったと思っていたので、ショックを受ける。
(3)
後悔していても仕方ない。次へ次へ。
「形状と輝度に着目して」とある。積乱雲と推測して、形状は「団塊状」、輝度は
「白く輝く」をキーワードに作文。
「可視画像では団塊状であり、赤外画像では白く輝き雲頂高度が高い。」
積乱雲の推測が間違っていないか、すごく不安を抱えて、問2へと。
問2
台風の経路から、各観測点における観測結果を用いて、台風の特徴を考察する問題。
(1)・925hPa
風の循環方向の確認と収束か発散の傾向かを確認して、解答を検討。
「反時計回りの循環があり、中心方向の成分を持つため、収束している。」
と解答。
・150hPa
つぎの同じようにして、925hPaとの対比できるような形にしようと考えて、
「時計回りの循環であり、中心から外側への成分があるため、発散している。」
と解答。
(2)
風速の比較はデータを見れば分かるが、風向の比較って???
どんな表現をしたらよいのか悩む。自分の日本語能力が劣っているのか?問題が変か?
とりあえず、
「@ほぼ同じ南より A弱い B反対 C弱い」と解答。
(3)
暖気核の存在が説明できるような線を選択。
「a、f」と解答。
(4)
解答の仕方が全く思い浮かばず、頭の中が真っ白に。
前の枝問を参考に答えるんだろうけど、温度風をどう使うんだ???
何度か書き直して、結局、
「下層では収束があり、湿潤な空気が上昇している。これに伴い、潜熱を放出し、
中層に暖気核を形成する。上層では、上昇した空気が発散している。」
題意が全然みえず、とりあえずシスクっぽいことを書いて、自分を安心させる。